2015/03/11
『丸亀の家(仮)』 上棟式がありました! -雨の日の上棟について-
先日土台敷きの様子をお伝えしたA様邸。
ついに上棟の日を迎えました!
今日はA様邸の建て方から上棟までの2日間をご報告したいと思います^^
雨となった初日。
「雨の中上棟して、柱などの構造材は大丈夫なの?」と不安に感じるかたもいらっしゃるかと思いますが、
構造材には乾燥材を使用しておりますので、数日の雨では表面が濡れる程度で中までは浸透せず、数日で乾燥します。
また、桧や米松、杉などの油分を多く含む材料が使用されることが多いため、基本的には雨に濡れても問題はありません。
濡れても大丈夫、とは言っても、濡れるとシミのようになってしまったりと、木材の見た目は少し悪くなってしまいます。
和室などであらわしになる柱がある場合は、使用するまではブルーシートをかけるなどして、
できるだけ濡らさないようにしています。
それでもやっぱり雨は降るときには降ってしまうもの…。
室内から見える柱にシミができてしまった場合は、シミ抜き材でシミ抜きをさせていただいています。
大工さんはカッパを着て作業中です。
雨の中での作業は見ているこっちがヒヤヒヤしてしましますね^^;
写真ではわかりにくいですが、床の下地材となる構造用合板には透明のシートを張って防水しています。
構造用合板は、種類によっては筋交いの代わりに耐力壁に使用されたりと大変強度のある材料ですが、
接着剤を使用しているためあまり雨に強い材料ではなく、長時間湿気たままでいると反りが生じてしまいます。
ちなみに、セメントは乾燥で固まるのではなく、水和反応という化学反応によって硬化しているため、
基礎コンクリートに関しては、養生を終えていれば濡れても問題ありません。
そして2日目。
雨ではなかったものの、昨日は朝から風が強かったですね。
初日が強風でなくてまだよかったです^^;
2日目は屋根仕舞いを中心に作業しました。
屋根に野地板を張っていきます。
勾配に気を付けてくださいね!
2階の構造用合板も、濡れないようにブルーシートで覆っています。
今日は冷えるなぁ…と思っていたら雪!
強風と相まってもはや吹雪です…^^;
と思ったら、今度は晴れ間が!
晴れているとは言え、強風の中高い場所で大きな板を運んだりの作業。
大工の作業には危険が伴います。
当然のことかもしれませんが、高所作業時は必ずヘルメットを着用するようにしています。
工具も使い方を一歩間違えるととても危険な道具です。
ベテランになると怪我はずいぶん減るそうですが、見習いのころはみなさん様々な経験をしているようです…^^;
元大工の社長から話を聞く度、びくびくしながらも、大工さんは肉体的にはもちろんのこと、
メンタルも本当にタフだなぁと思います。
もちろん大工さんに限った話しではなく、職人さんに共通して言えることかも知れませんね。
さて、野地板を貼り終えたら、ルーフィングを敷いて…
屋根仕舞いが完了です!
屋根仕舞いをしている間に、かわいいお客様が♡
2階に祭壇を準備し、上棟式を行います。
雪がやんでよかったです!
ちなみに、祭壇にある御幣には魔除けの意味が込められているんだそうですよ。
家の四隅を塩や酒で祓い清め、
祝詞をあげます。
棟梁から順に、祭壇に玉串を奉天していきます。
施主のA様と弟くん。それから…
奥様とお姉ちゃん。上手に奉天してくれましたー◎^^
そして最後に社長が。カメラマンを大工さんにバトンタッチ!(笑)
式の終わりにお神酒で乾杯!
さ、寒そうです…!
最後に上棟式でのちょっとしたお楽しみのひとつ、餅投げです!
お施主様に2階から隅餅を投げてもらい、下でキャッチします。
A様、この度は上棟おめでとうございました!
そして本当に寒い中、ありがとうございました!
また何か気になることなどありましたら、お気軽にご連絡くださいね^^
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