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2011/12/05
『孫の遊び場-150年の時を越えて-』HP用のインタビューに行ってきました。
先週のブログで、『四条の家』にインタビューにお伺いする予定とお知らせしていたのですが、
急遽変更になりまして、
丸亀市土器町にある家にお伺いさせていただきました。
こちらは、私たちが工務店を始めてまだ間もない頃に施工させていただいた家でして、
長女が生まれて間もない頃によくおじゃまさせていただき、お夕飯をご一緒させていただいたりと、
私たちにとってもとても思い入れのあるお宅です。
玄関と、玄関入ってすぐの部屋、をリフォームさせていただきました。
詳しくはHPができたときに。
今回は、インタビューの様子をお届けしたいと思います。
こちらのお宅、おじいちゃんが、孫が遊べるような、孫だけでなく、近所の子供たちも遊べるような
そんな子供たちの遊び場を作りたいという想いで作られました。
息子さん2人、娘さん2人、それぞれお孫さんがいて、お正月などみんなが集まった時には大家族だそうです。
元々は玄関入って正面に中廊下があり、廊下の右に応接間、左にお座敷のあるお宅でした。
応接間には窓がなく、光も入らず暗いということもあって
近年ではほとんど使われることもなかったそうです。
その応接間部分をとっぱらって廊下との境もなくして、
玄関入ったらすぐ遊び場!という開放的な空間にリフォームしております。
玄関入ってすぐに目の前にこの空間があったら、子供だけでなく大人だってワクワクせずにはいられません。
元々は150年前の家でして、梁や大黒柱は残したまま、
質感はこの空間に合うように手を加えています。
150年を経た、味わい深い梁が印象的です。
今回、インタビューにおじゃましたいとお願いしたところ、
私たちの子供たちも一緒にということで、長女と双子の息子たちを連れておじゃまさせていただきました。
お孫さんが遊びに来られていたので、
子供だけで5人となり、なかなか大変な撮影となりました。^^;
すべりだいは桜の木を半分に切って作っています。
ご近所さんで桜の木を処分するというのをたまたま聞いて、譲り受けたものです。
このすべりだい、ツルっとよくすべります。おじいちゃんが磨きました。(私たち工務店ではなく^^;)
おばあちゃんのツヤ子さん。
たくさんのお孫さんの写真が壁に飾られていて、お孫さんのお話をたくさんしてくれました。
これは、嬉しそうに見せていただいた、ツヤ子さんの作品だそうです。
「私不器用で。」と言いながら見せていただいたのですが、とても細かい作品でした。
こちらがおじいちゃんの耕造さん。
孫の留唯(るい)くんと芭留(はる)くん。
留唯(るい)くんがおにいちゃんで、芭留(はる)くんが弟です。
こちらはシーソー。
娘です。小さい頃によく連れてきていたのですが、娘も覚えているようでした。
子供たちが元気いっぱいで、
いい写真もいっぱい撮れました。
留唯(るい)くん、芭留(はる)くん、ありがとうね。
また、留唯くん、芭留くんのママもお忙しい中、撮影にご協力いただき
ありがとうございました。
二人のお孫さんは帰られたのですが、
私たちはお夕飯をごちそうになりました。
お酒を飲むまでは口数の少ない耕造さんなのですが、
飲むと一変^^、家づくりについてのたくさんの想いを話してくださいました。
飲ませよう作戦大成功です!^^
撮影スタッフまでも「飲め飲め」とお酒をいただき、
お食事もいただきました。^^
ツヤ子さんはお味噌も自家製で作っていて、お漬け物も梅干しやら、らっきょ、カブなど自家製で、
いろんなものを食べて食べてと出してくださいました。
ツヤ子さん作の絵手紙です。
展覧会に出展したらしく、嬉しそうに見せていただきました。
上で紹介した作品だったり、部屋には砥部(とべ)まで行って焼いたという
砥部焼(愛媛県砥部町の焼き物)のお皿が飾られていたりと
もの作りがお好きなんですね。
いろいろとお話を伺っているうちに
「着物いらんか?」というお話になったのですが、
撮影スタッフが興味を持ちまして、見せていただくことに。^^;
遠慮のない私たちです^^;
スタッフ(左)が羽織っているのは、大島紬だそうです。
こんなものもらっていいんでしょうか。^^;
ツヤ子さんも中の一枚を羽織ってポーズをとってくださいました。
とってもキュートなツヤ子さんです^^
「昔の着物はねぇ裏地がおしゃれなんよぉ」とツヤ子さん。
帯は任せろ!と着付けてくれる耕造さん。
楽しいお二人です^^
こちら。
ツヤ子さんの手作りお味噌。
おいしい!というと帰りに持たせてくださいました。
いつもいつも、おじゃますると、こうやってもてなしていただき、お土産も持たしていただき
本当にありがとうございます。
これからもずっといいおつきあいをしていけたらと思っております。
楽しい時間をありがとうございました。