Blog Archives
2015/05/04
『WAGAIEリフォーム/三豊市N様邸』 Before & After
こんにちは♪
みなさんゴールデンウィークはいかがお過ごしですか?
今日は、リフォーム工事を終えたN様邸のBefore&Afterをご紹介したいと思います(^^)
外壁は既設と同じトーンの焼き杉を使用。
増築部分の天井高が低くなるのを防ぐため、既存の屋根の下ではなく、同じ高さに増築部分の屋根を作成しております。
雨水が漏れないよう、水上水切りという屋根材と同じガルバリウム鋼板でできた水切りを瓦の下に噛ませ、
さらにその先端を折り返すことによって、雨水の侵入を防いでいます。
【Before】
こちらがリフォーム前の様子です。
室外機が設置されていた部分に増築されました。
【After】
玄関のアプローチに段差があったため、コンクリートでスロープを作成しました。
【Before】
玄関の上り口にも段差があったので…
【After】
昇降機を設置し、車いすでも楽に家に入れるようになりました。
【Before】
玄関を入ってすぐの廊下です。突き当りの壁が増築部分にあたります。
【After】
増築部にはバスルームにも使用できる扉を採用していますので、光がたくさん入る、とても明るい廊下になりました!
左右のお部屋の建具も新しいものに交換しております。
【After】
増築部分は広々としたサニタリールームに。
天井、床、壁はすべて防水機能のあるものを使用し、排水溝も設けていますので、気軽に床を洗い流すことが可能です。
入口に段差がないため車いすでもお部屋にすんなり入ることができ、ヒートショックを防ぐためにエアコンも設置しております。
【After】
私が個人的に聞いた話によると、お年寄りがトイレで失神されるケースはとても多いんだそうです。
用を足すと血圧が下がるのですが、その状態から立ち上がって歩くということは、ご高齢の方にとって、
体にかなりの負担がかかるようです。
今回はリフトアップの部品と手すりをプラスし、立ち上がるときの負担を軽減できるような便器にしました。
【After】
洗面は車いすでも使用できるものを採用し、掃除用流しも設置しました。
掃除用流しにはシャワー水栓を取り付けていますので、床が汚れても手軽に洗い流せます。
【Before】
こちらは廊下から見て右側にあるお部屋。工事に取り掛かった直後の様子です。
【After】
開き戸だった扉を3連引き戸にリフォーム。
2枚の引違いよりも開口が広いので、車いすでの移動でも広々とお使いいただけます。
取っ手も大きいものを取り付けており、開閉もしやすいデザインになっています。
また、従来より開口を大きくとるため、壁の内部にある梁を補強してあります。
ご高齢のご家族、そしてお施主様。
介護される側にとっても、介護する側にとっても、家族みんなが快適に暮らせる家に。
今回は水回りの設備や床の素材など、大工の木工事ではない部分も多くあったため、
設備業者さんやメーカーの営業さん、そしてお施主様と何度も打ち合わせを重ねて工事を進めてまいりました。
様々な生活スタイルがある現代、リフォームもニーズが多岐に渡るようになってきました。
これからもお客様の細かな要望にも応えられるように、そしてそれ以上の提案と施工をご提供していきたいと思います。
2015/04/30
『WAGAIEリフォーム/三豊市N様邸』 完成まであとわずかです!
急ピッチで工事中のN様邸。いよいよ完成まであとわずかになりました。
今回メインの増築部分。水を流せるフロアの端に排水口を設置しています。
車いすを動かしてみて、段差が許容できる範囲かどうか確認します。
ほぼフラットに仕上がりました!
大工さんが実際に車いすに乗ってみます。
いつも設備工事をしていただいている山田水道さんと、水回りの設備や手すりの位置など、細かい部分を最終確認。
完成の様子はまた後日UPさせていただきます(^^)
2015/04/22
『WAGAIEリフォーム/三豊市N様邸』 急ピッチで工事中!
ご高齢になったご両親も、お施主様も快適に過ごせる家に
というコンセプトで始まったN様邸のリフォーム工事。
お母様が戻ってこられるとのことで、現場では急ピッチで工事を進めております!
梁を補強したお部屋はこのとおり、ほとんど元通りに!
フローリングもきれいになりましたね。
窓にはブラインド入り複層ガラスを使用しました。
浴室に使用されるタイプの扉を開けると、サニタリールームになっています。
このお部屋は壁も床も防水仕様にし、水を流してササッとお掃除できるようになる予定です!
外観はこんな感じに仕上がっております!
またご報告させていただきます(・v・)
2015/04/13
『WAGAIEリフォーム/三豊市N様邸』 増築部分が形になってきました!
先月から取り掛かっているN様邸の改修工事ですが、増築部分が形になってきました。
トイレや大き目の洗面を設置し、床はシャワーで簡単に洗い流せるタイプになる予定です。
軒がしっかりとした伝統的な日本家屋のN様邸。
通常ならば軒の下に増築部分の屋根がくるように施工するのですが、それでは増築部分の天井高が低くなってしまいます。
もちろんそれでも生活に支障はないのですが、せっかく増築した部分なのに閉塞感がある…なんて嫌ですよね。
そこで、軒の下ではなく、あえて軒と同じ高さに増築部の天井をもってきました。
同じ高さとなると、心配になるのが雨水の処理。
N様邸の場合は、水上水切りという、屋根材と同じガルバリウム鋼板でできた水切りを瓦の下に噛ませ、
さらにその先端を折り返すことによって、雨水の侵入を防いでいます。
写真でお伝えできなくて申し訳ないのですが…(;´・ω・`)
屋根断熱はスタイロフォームという発泡スチロールのような製品を採用しております。
屋根材はガルバリウム鋼板ですが、断熱材を入れることで断熱性能はもちろんのこと、
雨音などを防音する役目も担ってくれます。
前回梁の補強をしていた隣のお部屋も、このとおり、元通りになりました。
壁も丁寧に撤去して復旧させていただきました!
【前回の様子】
【リフォーム当初の様子】
現場で打ち合わせ中のお施主様と社長と大工さん。
トイレの手すりやリフトアップ機能はもちろんのこと、用途にあった洗面の大きさや深さ、水を流せる床…
などなど、N様のご意向に沿えるように、カタログからひとつひとつ適切なものを選んで施工していきます。
決して広いスペースというわけではありませんが、ユニットバスのようにセットでポンと施工できるものではないので、
とにかく打ち合わせは入念に!
お施主様だけでなく、業者間でもしっかり情報を共有して施工していきます。
何もないところに取り付ける新築と違って、リフォームは工事が始まらないとわからない部分があります。
そういったリフォームでは特に、経験豊富な大工さんが本当に頼りになります。
N様とご家族の皆様が快適に過ごせるように、家で過ごす時間が良いものになるように、
微力ではありますが、わたしたちにできる精一杯の仕事をしていきたいと思います。
2015/04/02
『WAGAIEリフォーム/三豊市N様邸』 補強と配管
ご高齢の方にも、ご家族にも心地よい家を目指してリフォームが始まったN様邸。
こちらは内部に梁を追加して、補強しているところです。
こちらは既存と増築部分のつなぎ目になるところ。
増設部分の基礎も完成いたしました!
増設部分には、リフトアップ式のトイレや床をすぐに流せるシャワーなどを設置する予定です。
もちろん床も水を流せる素材にします。
現在急ピッチで作業中です!またご報告いたします^^