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2015/04/13
『WAGAIEリフォーム/三豊市N様邸』 増築部分が形になってきました!
先月から取り掛かっているN様邸の改修工事ですが、増築部分が形になってきました。
トイレや大き目の洗面を設置し、床はシャワーで簡単に洗い流せるタイプになる予定です。
軒がしっかりとした伝統的な日本家屋のN様邸。
通常ならば軒の下に増築部分の屋根がくるように施工するのですが、それでは増築部分の天井高が低くなってしまいます。
もちろんそれでも生活に支障はないのですが、せっかく増築した部分なのに閉塞感がある…なんて嫌ですよね。
そこで、軒の下ではなく、あえて軒と同じ高さに増築部の天井をもってきました。
同じ高さとなると、心配になるのが雨水の処理。
N様邸の場合は、水上水切りという、屋根材と同じガルバリウム鋼板でできた水切りを瓦の下に噛ませ、
さらにその先端を折り返すことによって、雨水の侵入を防いでいます。
写真でお伝えできなくて申し訳ないのですが…(;´・ω・`)
屋根断熱はスタイロフォームという発泡スチロールのような製品を採用しております。
屋根材はガルバリウム鋼板ですが、断熱材を入れることで断熱性能はもちろんのこと、
雨音などを防音する役目も担ってくれます。
前回梁の補強をしていた隣のお部屋も、このとおり、元通りになりました。
壁も丁寧に撤去して復旧させていただきました!
【前回の様子】
【リフォーム当初の様子】
現場で打ち合わせ中のお施主様と社長と大工さん。
トイレの手すりやリフトアップ機能はもちろんのこと、用途にあった洗面の大きさや深さ、水を流せる床…
などなど、N様のご意向に沿えるように、カタログからひとつひとつ適切なものを選んで施工していきます。
決して広いスペースというわけではありませんが、ユニットバスのようにセットでポンと施工できるものではないので、
とにかく打ち合わせは入念に!
お施主様だけでなく、業者間でもしっかり情報を共有して施工していきます。
何もないところに取り付ける新築と違って、リフォームは工事が始まらないとわからない部分があります。
そういったリフォームでは特に、経験豊富な大工さんが本当に頼りになります。
N様とご家族の皆様が快適に過ごせるように、家で過ごす時間が良いものになるように、
微力ではありますが、わたしたちにできる精一杯の仕事をしていきたいと思います。