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2013/11/25
『プライベートテラスハウス』 地鎮祭がありました!~地鎮祭解説~
こんにちは♪
先日、青空の下で地鎮祭が執り行われました!
地鎮祭ってほとんどのかたが初体験!
というわけで、これから地鎮祭をされる方にもわかりやすいよう、
M様の地鎮祭ご報告と一緒に、ちょっとした解説も付けていきたいと思います。
現場到着後、水平器を使って配置図通りに線を引いていきます。
WAGAIEテントも建てますよ~!雨でも安心です。
水平器がレーザで水平や垂直を表示してくれます。ハイテク!
宮司様が到着後、祭壇にお供え物を盛りつけてくださいます。
祭壇が整い参列者が集合し次第、地鎮祭がはじまります。
一般的には右側がお施主様方、左側が施工業者となります。
祭壇には季節の野菜や果物をお供えします。
祭壇の形は依頼する神社にとってまちまち。
野菜や果物はお施主様側にご用意いただくことが多いのですが、一般的には
・季節のお野菜と果物、干物等の海産物をそれぞれ2~3種
・お頭付きの鯛
・米、酒、塩
と、そこまで大げさなものは必要ありません。
鯛も一週間前までに頼めば、スーパーでも対応してくれます。
ちょっと用意が大変な笹や縄、盛り砂等はこちらでご用意させていただいております。
地鎮祭の流れも地域や宮司様によって少しずつ違いますが、意味がわかるととても興味深いです。
まずは宮司様が大幣(おおぬさ)で祭壇と参列者を祓い清めてくださいます。
この後「降神(こうしん)の儀」で神様をお迎えするのですが、
宮司様が「おお~」と声を発するのは、神様が降りてこられるのを表現しているそうです。
上の写真は祝詞(のりと)を奏上する宮司様。
この「祝詞」も良く聞くととても興味深かったりします(私だけでしょうか?笑)。
神様に家を建設する旨お伝えし、この土地にありとあらゆる災いを払い清めてくださり、
吹きすさぶような雨が降っても崩れることなく、地震が起り水が溢れても、動じない家となりますように、
また、職人たちの誠実な仕事と人々の協力によって、滞りなく美しい家となり、幸多く繁栄しますように
といったような内容になっているようです。(素人の意訳です!すみません!)
祝詞の意味を知るとより印象に残るのではないかと思います。
こちらは「四方祓い(しほうはらい)」の様子。「切麻散米(きりぬささんまい)」とも言われるようです。
宮司様が米や塩、白紙を撒いて土地の四隅と盛り砂を清めてくださいます。
依頼する神社等によってはお施主様がお米を撒いたり…という神社もあるようです。
そしてこちらが「地鎮の儀(じちんのぎ)」。
その土地に初めて土をおこすという意味がありまして、お施主様に「穿初(うがちぞめ)」をしていただきます。
このとき「えい、えい、えい」と掛け声を入れます。
施工業者を代表して社長が「鍬入れ(くわいれ)」とします。
社長ももちろん掛け声付きです!
掛け声ってちょっと照れる気もしますが、あったほうが俄然それらしい雰囲気になります!
その後、盛り砂に宮司様が「鎮物」を納めてくださいます。神社によって、このタイミングも様々です。
この「鎮物」は基礎のコンクリート打ちの際、おおよそ中心に埋めることになります。
そしておなじみ(?)の玉串奉天。
宮司様から玉串をいただき、祭壇のほうへと方向を変えてからお供えします。
一歩下がったところで二礼二拍手。
お施主様側から施工業者側へ、一人ひとり奉天していきます。
お兄ちゃん、上手にお供えしてくれました(´ω`*)
この後神様にお帰りいただき、地鎮祭流れは一通り終了です。
最後に参列者全員でお神酒をいただくことも。
地鎮祭の後、お時間があれば配置の確認等をさせていただくことが多いです。
裏側の幅や車を停めるとどうなるか等、実際ロープを張ってみないとわからないこともたくさんあります。
その後、お施主様とご近所様へご挨拶させていただく場合もあります。
だいたいの流れでしたが、いかがでしたでしょうか?
これからの参考になれば幸いです(・v・)
最後になりましたが、M様、この度はおめでとうございました!
キッチンの詳細など、また詳しく打ち打ち合わせさせてくださいね!
どうぞよろしくお願いいたします♪