2014/05/16
『家族が大らかに住まう家』 基礎配筋~検査の様子
こんにちは♪
前回地鎮祭の様子をお伝えした、善通寺市O様邸。
確認申請も終え、いよいよ工事に着手してまいります!
この鉄筋を防湿シートの上に並べていきます!
こちらは立ち上がり部分等に使用する鉄筋です。
最終的にはマス目状に組んでいきますが、まずは一方方向へ組んでいきます。
組み上がったものがこちら!
円で囲った部材はスぺーサーと呼ばれます。
右上の2つがスラブ(床)部分、下の白くて丸いスぺーサーは立ち上がり部分のものです。
このスぺーサーがあるおかげで、鉄筋が生コンの中央に通ることとなり「かぶり厚さ」が確保されというわけです。
「かぶり厚さ」は基礎コンクリートの強度に直接的に関わってくる数値ですので、建築基準法で定められています。
ちなみにこのスラブ部分のかぶり厚さは6cm以上でないと検査をクリアできません。
検査は、住宅センターから派遣された外部の検査員の方にチェックしていただきます。
検査を無事に終え、地鎮祭のときにお預かりした鎮物を建物の中央あたりに設置します!
この後は配管作業をして、コンクリートを打っていきます。
少しずつ上棟の日が近づいてきました♪
2014/05/15
『吹き抜けと空中回廊のある家』 完成間近です!!
こんにちは♪
今日は昨日よりもヒンヤリ!明日には気温も回復する見通しだそうです^^
パインの無垢材をふんだんに使用したK様邸
いよいよ完成目前です!
こちらはリビングから見上げた吹き抜けの様子。
正面の壁に貼った一面のパイン材が壮観!
木本来の優しさを感じられますね。
端から端までぴったりサイズのテレビボードは作り付けです!
扉は後ほど取付ていきます。
右上に見える2階の廊下はちょっとしたフリースペースのようになりました。
光が差し込んでとても明るいので、読書にもぴったりです♪
2階からリビングを見下ろすとこんな感じです。
こちらはリビングからキッチン側を見たところです。
キッチンのカウンター下はマガジンラックになっています。
おしゃれな表紙の雑誌などをディスプレイしても素敵ですね♪
そしてナチュラルなカラーにマッチしたモダンな和室。
パイン材が優しいトーンの色なので、それに合うように淡いカラーで統一しました。
丸太の柱とアーチの天井で、さらにやわらかな印象になっています。
床の間と左上の折り下げ天井は間接照明なので、夜はまた違った印象になると思います。
こちらは玄関収納。下部に窓があるため、そのサイズに合わせて作成しました。
収納の天板は2F手摺と同じように、年輪が見える木目が美しい木材を使用しております。
玄関外の格子も完成し、外観は完了です!
いよいよお引渡しも迫ってまいりました。
次回の更新は完成のご報告になるかと思います!
どうぞお楽しみに♪
2014/05/14
『WAGAIEリフォーム/丸亀市I様邸②』 高難易度!入母屋の増築
こんにちは♪
昨日とは打って変わって気温が低めでしたね。
薄着で家をでたら涼しくって拍子抜けしてしましました;^^
今日は増築工事中のI様邸のご報告です。
まずタイトルを読んで「入母屋(いりもや)って?」と感じた方も多いのではないかと思います。
入母屋造りとは、昔ながらの日本家屋に見られる屋根の造りで、上部は切妻、下部は寄棟という構造になっています。
ご覧の通り、入母屋造りは他の構造と違ってやや複雑な造りになっています。
しかもI様邸はさらに下側が2段屋根なんです。
この妻面に増築していくのですが、増築部分は2段ある平葺きの、下側の高さに合わせる必要があります。
非常に難易度が高く、大工さんでもすんなりとは首を縦に振れないほどの工事ですが…
そこはWAGAIEの大工さん!
宮大工もこなす熟練の腕前です!
増築の際に不要になる屋根を取り払い、先日敷いた土台に柱を建てます。
元々あった隅木等はすでに撤去してあります。
ちなみに隅木は寄棟で上図に使用される部材です。
既存の柱との取り合い(接続)をしっかりと確認しながら母屋や垂木をつなげていきます。
余談ですが、こちらの白い部品は「がいし」と言います。
配線を巻き付けて、固定するのに使用していました。
現在でも電柱や電線に種類のちがうがいしが使われています。
いろんな種類のがいしがあるので、よく見るとおもしろかったりします^^
さて、こちらは2日後のお写真です。
増築部分も美しい入母屋造りになりました!
2段屋根の下側に沿って、きれいに繋がりました!
寄棟の屋根の先端は反っているため、それだけでも難易度の高い作業になります。
I様邸はその上に上部の隅木が…!
新旧の棟の高さが違うため、既存の入母屋部分に新設の棟を差し込む形になっています。
ちょっと外側からは見えないのですが…話を聞くだけでも複雑そうです。。。
内側はと言うと…
こんなに複雑!!
新しい部分だけを見ても十分複雑です…。
現在では技術の発達によって、かなりのところまではプレカットで準備できるようになってきましたが、
リフォームはまだまだ現場での加工が多い工事です。
上の写真の隅木は凹凸のない一本の柱なのですが、回りの柱は隅木の勾配ににぴったり合うような
刻み(凹み)を作らなければなりません。
垂木などは多少調整がききますが、梁などは一発勝負です!
技術と経験が必要な作業です。
ちなみに先端の反りも現場で大工さんが調整しています。
いかがでしたか?
拙い説明ではありますが、今回は屋根の構造や部材について少し詳しく書かせていただきました。
WAGAIE大工の実力が少しでも伝わったら嬉しいです^^
これから母屋の瓦も葺き替えていきます!
瓦割(瓦の枚数や寸法によって下地の寸法を調正すること)の関係もありますので、
破風の部分等はそれに合わせて施行していきます。
この瓦割も複雑だそうで…また機会があればUPさせていただきますね!
こうして複雑な構造を知ると、当時の匠のこだわりが見えてくるようですね。
また進捗がありましたらご報告いたします♪
2014/05/13
『WAGAIEリフォーム/丸亀市I様邸①』 解体中です!
こんにちは♪
今日はいつにも増して日差しが強いですね。
なんと日中は高松市は29℃の予報です!
静岡では31℃なんだそうですよ…(;-ω-)
こんな大変な暑さの中でも工事をされている大工さんや業者の方には本当に頭が下がります…!
さてさて、前回解体前の様子をご報告させていただいたI様邸。
元々は事務所だった1F部分を居住空間へと変更するリフォームです。
既存のフローリングを剥いでいきます。
下のコンクリートはそのまま使用するので、手作業です。
最終的にはコンクリートの上に貼れるタイプの木質のフローリングを貼っていきます。
慣れた手つきの職人さん。さすがです。
水廻りの位置も変わってくるので、配管も見直していく予定です。
以前が事務所だっただけに、ガラッと雰囲気が変わりそうです!
どんな内装になるか楽しみですね♪
2014/05/12
『WAGAIEリフォーム/丸亀市O様邸』 キッチンが現場に入りました!
こんにちは♪
今日のニュースによると今年の夏はエルニーニョ現象になる可能性が高いそうですね。
エルニーニョ現象は日付変更線付近から南米のペルー沿岸にかけての海域で海面水温が高くなり、
それが一年ほど続く現象のことですが、これが起こると日本では低温や多雨になるんだそうです。
日照不足になる場合もあるようで、農業への影響が心配ですね。
さてさて、今日はリフォーム工事が着々と進んでいるO様邸のご紹介です。
こちらは依然に改装させていただいた和室です。
こちらはリフォーム前のキッチンの様子。
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同じ角度からの写真ですが、キッチンを部屋の反対側に設置し、廊下をLDKの一部とすることで、
対面式の間取りながらも、DK部分が広々としたスペースになりました。
お部屋の反対側から見ると…
↓ ↓ ↓
引き違いの窓を吐き出しに変えることで、見違えるように明るいキッチンになりました!
こちらはリフォーム前のバスルーム。
LDKから見て左側にありました。
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こちらがリフォーム後。場所はLDKから見て右側です。
あまり使用していなかった勝手口だった部分を浴室に変更しました。
その分洗面室を広く取れるようになっております^^
あとは洗面台を設置してクロスを貼ったら工事は完了です!
また改めてBofore&AfterをUPさせていただきますね♪