2015/03/12
お寺の修繕工事 ~ついに完成!~

以前からちょこちょこお伝えしてきたお寺の修繕工事。
門の建具も設置され、ついに完成いたしました!

改修前の当時の彫り師さんには敵いませんが、WAGAIEの大工が装飾も掘らせていただきました!
龍を象った水板瓦に鯱(しゃちほこ)は、現在では製造している職人さんが非常に少ないため、
瓦屋さんが焼き直しをしたものです。
ピカピカになって迫力も増したのではないでしょうか。

門の裏側って、普段あまり見ることがないのですが、こうしてみると整然と並んだ木材が本当に美しいです。

細部のどの箇所を見ても均整がとれています。
右下の鬼瓦もすごい迫力です!

社側からみるとこんな感じになっております。
以前のブログで、寺社建築に用いられる瓦の種類などについて、少し掘り下げてご詳細させていただきました。
とても奥が深くて、わたしもお寺を見る目が変わりそうです!
ご興味のある方はぜひ過去のブログも読んでみてくださいね!

お寺には早咲きの桜が満開!
海外にも桜はあるそうですが、こうしてお寺などの建築物のそばに咲いていると、
やっぱり日本の景色の中に咲く桜が一番美しい!と思ってしまいますね♪^^
2015/03/11
『丸亀の家(仮)』 上棟式がありました! -雨の日の上棟について-

先日土台敷きの様子をお伝えしたA様邸。
ついに上棟の日を迎えました!
今日はA様邸の建て方から上棟までの2日間をご報告したいと思います^^

雨となった初日。
「雨の中上棟して、柱などの構造材は大丈夫なの?」と不安に感じるかたもいらっしゃるかと思いますが、
構造材には乾燥材を使用しておりますので、数日の雨では表面が濡れる程度で中までは浸透せず、数日で乾燥します。
また、桧や米松、杉などの油分を多く含む材料が使用されることが多いため、基本的には雨に濡れても問題はありません。

濡れても大丈夫、とは言っても、濡れるとシミのようになってしまったりと、木材の見た目は少し悪くなってしまいます。
和室などであらわしになる柱がある場合は、使用するまではブルーシートをかけるなどして、
できるだけ濡らさないようにしています。
それでもやっぱり雨は降るときには降ってしまうもの…。
室内から見える柱にシミができてしまった場合は、シミ抜き材でシミ抜きをさせていただいています。

大工さんはカッパを着て作業中です。

雨の中での作業は見ているこっちがヒヤヒヤしてしましますね^^;

写真ではわかりにくいですが、床の下地材となる構造用合板には透明のシートを張って防水しています。
構造用合板は、種類によっては筋交いの代わりに耐力壁に使用されたりと大変強度のある材料ですが、
接着剤を使用しているためあまり雨に強い材料ではなく、長時間湿気たままでいると反りが生じてしまいます。
ちなみに、セメントは乾燥で固まるのではなく、水和反応という化学反応によって硬化しているため、
基礎コンクリートに関しては、養生を終えていれば濡れても問題ありません。

そして2日目。
雨ではなかったものの、昨日は朝から風が強かったですね。
初日が強風でなくてまだよかったです^^;

2日目は屋根仕舞いを中心に作業しました。
屋根に野地板を張っていきます。

勾配に気を付けてくださいね!

2階の構造用合板も、濡れないようにブルーシートで覆っています。

今日は冷えるなぁ…と思っていたら雪!
強風と相まってもはや吹雪です…^^;

と思ったら、今度は晴れ間が!

晴れているとは言え、強風の中高い場所で大きな板を運んだりの作業。
大工の作業には危険が伴います。
当然のことかもしれませんが、高所作業時は必ずヘルメットを着用するようにしています。

工具も使い方を一歩間違えるととても危険な道具です。
ベテランになると怪我はずいぶん減るそうですが、見習いのころはみなさん様々な経験をしているようです…^^;
元大工の社長から話を聞く度、びくびくしながらも、大工さんは肉体的にはもちろんのこと、
メンタルも本当にタフだなぁと思います。
もちろん大工さんに限った話しではなく、職人さんに共通して言えることかも知れませんね。

さて、野地板を貼り終えたら、ルーフィングを敷いて…

屋根仕舞いが完了です!

屋根仕舞いをしている間に、かわいいお客様が♡

2階に祭壇を準備し、上棟式を行います。
雪がやんでよかったです!
ちなみに、祭壇にある御幣には魔除けの意味が込められているんだそうですよ。

家の四隅を塩や酒で祓い清め、

祝詞をあげます。

棟梁から順に、祭壇に玉串を奉天していきます。

施主のA様と弟くん。それから…

奥様とお姉ちゃん。上手に奉天してくれましたー◎^^

そして最後に社長が。カメラマンを大工さんにバトンタッチ!(笑)

式の終わりにお神酒で乾杯!
さ、寒そうです…!

最後に上棟式でのちょっとしたお楽しみのひとつ、餅投げです!
お施主様に2階から隅餅を投げてもらい、下でキャッチします。

A様、この度は上棟おめでとうございました!
そして本当に寒い中、ありがとうございました!
また何か気になることなどありましたら、お気軽にご連絡くださいね^^
2015/03/09
『丸亀の家(仮)』 土台と床断熱

基礎工コンクリートの養生を終えたA様邸では、先週末に土台敷きの作業がありました。

先行配管も完了しております!

土台の防蟻処理も終え、この日は断熱材の作業でした。
発砲スチロールのような断熱材で、今回はカネライトフォームを使用しています。

升目上に敷かれた土台の間に、断熱材を敷き詰めていきます。
左側が玄関のようですね!
まだ間取りはわかりにくいですが、基礎ができると思っていたより大きい!とおっしゃる方が多いです^^

碁盤の目のようできれいです。
実はA様邸、本日よりいよいよ建て方の作業に入らせていただいております!
そして明日は上棟式!
雨も降っているので、くれぐれも安全には気を付けて作業してまいります!
2015/03/05
『心ほどける癒しの和が家』 撮影に伺ってきました!

いよいよ来週に完成見学会を控えたT様邸。
昨日と今日で折り込み広告用の撮影に行ってまいりました!
登り梁のある吹き抜けは、どこか懐かしい雰囲気です^^

リビングまわりは構造材を見せる真壁工法のため、建具は杉材で製作しております。
玄関ホールとリビングの壁などには、奥様のリクエストでステンドグラスを採用しました。

PCコーナーのサイドにも小さなステンドグラスを埋め込んでいます。

お料理をされるお施主様が選んだキッチンはガスコンロ。
天板がフラットなので、お手入れも簡単そうですね♪
コンロのとなりに設けた棚がとっても便利そうです。
調味料を置いたりと、料理がはかどりそうですね!

玄関ホールのシューズボックスも製作しました。
向かって左側の大きな窓があるので、とても明るい玄関になりました。

レストルームのカウンターも造り付けに。
壁面には奥様らしいやさしいお花のタイルをあしらっています。

そのほかにも、洗面室などあちこちに造り付けの収納を設けました。
ちなみに、この裏側はキッチンのコンロ横の棚になっています。

少し重い建具があったので、調整していただきました^^

シンプルでおしゃれだけれど、どこか懐かしい。
T様らしい、素朴でやさしい家が完成いたしました。
床に建具に柱…
和風住宅でこそ感じられる無垢の木のやさしさを、ぜひ体感しにお越しください♪

『登り梁のある平屋の家』 完成見学会
日時:3月14日(土) 10:00~17:00
15日(日) 10:00~16:00
場所:仲多度郡多度津町家中2-23
お問い合わせ:有限会社亀山工務店 / TEL:0877-23-5313
お問い合わせフォームはこちら
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2015/03/04
『飯山の家(仮)』 解体工事がはじまりました

先日からお打合せをさせていただいていたK様邸の解体工事が始まりました!

様々な車両が集合しました!

屋根瓦は手作業で撤去していきます。

埃がなるべくたたないように、水を撒きながら解体していきます。

解体前はこのような建物でした。床が土間で、作業用のスペースとして使用されていたようです。

ここまで解体されました!
ちなみに、新しいお宅にも土間のスペースをたっぷりと設ける予定です!
きっとこれまで住んでいた家が解体されるのは何とも言えない気持ちになりますよね。
K様がこれまで以上に楽しく過ごせる家を建てられるようにがんばって行きたいと思います!









