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2014/12/31
今年一年お世話になりました。
今年もいよいよ今日で最後となりました。
みなさんにとって、今年はどういった一年になりましたか?
2014年はワールドカップ、ソチオリンピックなどのスポーツが盛り上がり、妖怪ウォッチが大ブームになりましたね!
政治では安倍総理によるアベノミクスという政策がとられたのが印象的でした。
また、台風や雪などによる災害も多い一年でもあったように思います。
住宅も、省エネ化が進む一方で太陽光発電が一時保留になったりと、様々な動きがありました。
住む人の生活が多様化したことで住宅のデザインも多様化し、
お客様のニーズも年々多岐に渡るようになってきているように感じます。

また、様々なモノの低価格化が進む一方で、近年では「ただ安い」だけでは選ばれにくくなってきたように思います。
少しずつではあるものの、消費に対する価値観が変わってきたのかもしれません。
オリジナリティや高級感、耐久性や安全性などの安心感など、
「適正な価格+α」が求められる時代になってきたのではないでしょうか。
家づくりにおいても、同様のことが言えると思います。
お客様、一人ひとり、求めるものが違う時代。
家に求められるものも、家庭ごとに違ってきて当然ですよね。
その人にとって、価値のあるものとは何だろう?
その家庭にとって、ちょうどいいものは何だろう?
きっとお客様一人ひとり、求められる+αも違うはず。
適正価格や、確かな技術はあって当然。
そして+αをカタチにできるよう、WAGAIEはこれからも真摯に家づくりに向き合っていきたいと思います。

年々お客様からのお問い合わせが増えていく中、営業及び現場監督は相変わらず社長の亀山が一人で担っております。
そのせいでお待たせしてしまったりと、ご不便をお掛けした方には大変申し訳ございませんでした。。。
そんな中で今年もなんとか走ってこられたのも、関係各社の皆様のお力添えあってのことと深く感謝しております。
まだまだ至らない点も多くあるかとは思いますが、これからもより多くのお客様に喜んでいただけるよう
尽力してまいりますので、どうぞ来年もWAGAIEをよろしくお願い申し上げます。
それでは、皆様もよいお年をお迎えくださいね!

2014/12/27
:: 創作門松作り ::
毎年恒例の門松作り。
昨年から創作門松になってきております!

まずは竹に油を塗っていきます。
中央の2本がそのままの竹。色が全然違いますよね!

社長は細い竹で何かを作っております…

途中から大工さんにも手伝ってもらって台を作成。

中心には南天とセンリョウを飾ります。

社長、束ねた竹を曲げております。後ろでは引き続き大工さんが台を作成中。

完成した台に竹を乗せて…

細い竹を…つけたい…!!
でも竹が暴れてなかなか大変そうです…!

いい感じになってきました!
センターにつけるセンリョウにお正月らしい水引もプラス♪
そして日が暮れ…

ついに完成しました!!
倉庫の広さの関係で竹の細工を広げられませんでしたが…;^^
シンプルだけどおしゃれな門松ができました!
事務所の前でお客様の目を楽しませてくれそうです♪
【休業期間】 平成26年12月28日(日) ~ 平成27年1月4日(日)
※1月5日(月)より通常営業となります。
期間中ご迷惑をおかけいたしますが、何とぞよろしくお願い申し上げます。
なお、期間中も当社ホームページからのお問い合わせは随時受け付けておりますので、お気軽にご利用くださいませ。

2014/12/19
お寺の修繕工事 ~屋根部分が完成しました~

水板瓦のご紹介からしばらく経って、ずいぶん完成に近づいてまいりました!

こちらは裏側。
しゃちほこや鬼瓦も葺かれました!
しゃちほこの鯱(しゃち)は姿は魚で頭は虎という想像上の動物なんだそうですよ!知りませんでした。。。

確かにこのシャチとは似ても似つかないビジュアルですよね;^^

虎の顔…というよりは龍のような顔ですが…。
建物が家事のときには水を噴き出して火を消すとされていて、防火の願いが込められています。
もともとは仏閣に使用されていたのですが、織田信長が安土城天主の装飾に用いたことか城の装飾へ普及したんだそうです。
鬼瓦同様、守り神の役割もあるそうですよ!

下から見上げると迫力がありますねー!!

小屋裏はこんな感じになっております!
美しいですね!

門の両側にも瓦が葺かれましたよ!
あとは門をつけるだけです!門は建具屋さんに取り付けてもらう予定です。
完成が楽しみですね♪

2014/12/17
耐震診断の実験をお手伝いしてきました
今日の寒さはすさまじいですね!!
朝は雪がちらついていました…。
みなさま路面の凍結などにもご注意くださいね!

さて、先日あるお寺で耐震診断の実験をするということで、実験のお手伝いをしに行ってきました。
対象になったのはこちらのお寺。
築100年以上の伝統工法です。

失礼させていただき、お寺の天井裏を拝見。
構造材の上と地面(1階)に計測器を設置します。
細かな地面の揺れと2階の揺れを計測し、その差を見ることで、家の強度を測定するという仕組みです。
計測器はX軸とY軸の揺れを電気信号に変換してくれます。

こんな感じで揺れが波形となって表示されます。
ソフトの処理方法はわかりかねるのですが…;^^
左がX軸方向、右がY軸方向となっており、
このお寺の場合だと、X軸方向には約2.3Hzの揺れのときに傾きやすい性質を持っているとグラフから読み取れます。
山がたくさんあるY軸は、くっついて建っている母屋以外の影響を受けているんだそうです。
現時点で、この診断方法がいつ実用化されるかはわからない状況なのですが、とても興味深い実験で勉強になりました!

2014/12/08
お寺の修繕工事 ~瓦葺きの様子~

以前上棟の様子をご紹介したお寺ですが、その後、瓦葺きの作業が進んでおります。
瓦葺きは、新築のときにもお世話になっている、ウォーターガード甍さんの施工です。

一般的な住宅の屋根には引っ掛け桟瓦葺(さんかわらぶき)と言って、
瓦の裏面に突起のついた桟瓦を引っ掛けて留める工法がよく用いられていますが、
こちらの門には本瓦葺(ほんかわらぶき)という、平瓦と丸瓦を使用する昔ながらの工法が用いられています。
丸瓦の見える比率が大きいほど重厚な印象に、平瓦の見える比率が多いほうがより軽快な印象になります。

軒丸瓦の模様が美しいですね!
軒丸瓦の瓦当文(がとうもん)は、外縁の中に連珠文(れんじゅもん)が円を描き、その中に三つ巴の文様が入っています。
社寺屋根の軒先や破風部分を飾るものとしては、一番ポピュラーなものなんだそうです。
平安時代後期以後、軒丸瓦に三つ巴の模様がよく使用されるようになって、軒丸瓦のことを巴瓦と呼ぶようになりました。
ちなみに三つ巴は水が渦巻く様子を表したもので、防火の願いもこめられています。

装飾が素晴らしい水板瓦や鬼瓦は、現在では職人さんの減少で作成が困難だったりするため、焼き直しをして使用します。
大きい屋根には大きい屋根の難しさがあると思うのですが、
門のような小さな屋根をバランスよく納めるのにも高い技術が必要なんだそうです。
瓦にもたくさんの種類があり、使用する瓦に合う強弱のつけ方や反りなど…
歴史があるものは、やはり奥が深いですね!
またご報告いたします^^♪









