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2017/11/15
焼杉の外壁
今日は11月15日「七五三(しちごさん)」ですね。
七五三に欠かせない千歳飴は江戸時代に広まった「祝い飴」が原型で、この飴のように「長く粘り強く生きてほしい」という親が子を想う願掛けの意味から七五三のお祝いで千歳飴を用いるようになったそうです。
小さい子供が千歳飴の入った袋を引きずって歩いている姿を見るとなんだかほっこりします(^^)
さて、今日は観音寺にて施工中の「K様事務所新築工事」より工事の様子をお伝えします。
ガルバリウム鋼板を使った屋根工事が終わり、外装工事に進んでいます。
外壁材の下地には透湿防水シート「タイベックシルバー」が使われています。
透湿防水シートを胴縁と呼ぶ木材で押さえ、外壁の間に通気層をつくります。
そして、外壁材を貼っていきます。
こちらの現場で採用している外壁材は「焼杉板」です。
焼杉とは杉の表面を焼いたものです。
表面を焼くことで防虫・防腐の効果があり、耐久性が良くなります。
特徴としては、木材特有の調湿効果があることや、杉板の中には空気層があるため、熱伝導率が低く断熱性が高い、ということが挙げられます。
サイディングに比べると、雨や風などによって劣化したり、陽の当たり具合によって退色してしまうなど、自然素材ならではのデメリットもあります。
しかし、焼杉は劣化してしまっても、その部分だけ取り替えることができるなどメンテナンスは比較的簡単です。
時の経過を感じる事ができる自然素材の外壁材として人気の外壁材です。
2017/09/22
K様事務所新築工事
今日は一日中雨だ降りましたね。
気温が下がり、こんな日はほっこりと温かいものが食べたくなります(^^)
さて今日は、K様事務所新築工事の現場よりお伝えします。
建物外周が透湿防水シートで被われました。
シートの上に、外壁材の下地となるボードが貼られているところです。
軒の部分も屋根がかかり、屋根仕舞いに進んでいます。
化粧垂木に杉の化粧野地板が美しいですね。
電気の配線工事も始まっていました。
天井も表しの梁の状態での仕上がりになります。
仕様が一般住居とは少し違っているので、とても勉強になります(^^)
2017/09/20
店舗屋根改修工事
地元、丸亀城も台風の影響で、漆喰が剥がれたりなど被害が出ていたようです。
その丸亀城にて現在開催されている「キャッスルロード」を少しだけ覗いてきました。
大手門から天守閣までの道を、竹明かりなどで照らされているのが幻想的でとても綺麗でした。
(丸亀市HPより)
今年で築城420年を迎え、夜間の天守閣が特別公開されているそうなので、お散歩に出かけてみてはいかがでしょうか^^
さて今日は、屋根の修繕工事を行いました店舗より工事の様子をお伝えします。
既存の屋根はシート防水仕上げでした。
経年劣化による雨漏りの心配がありましたので、屋根の修繕工事をさせて頂きました。
今回は、カバー工法での施工でした。
カバー工法とは 既存屋根の上に防水シートを貼り、ガルバリウム鋼板屋根を取り付けていく工法です。
まず、既存の屋根に、下地となるアスファルトルーフィングを張っていきます。
そして、前もって採寸し、工場で加工した屋根材をかぶせていきます。
新しくカバーする屋根材は、後々のメンテナンスに手がかからないように、ガルバリウム鋼板屋根材を使用しました。
カバー工法の場合、既存屋根材の撤去や処分の手間が省かれ、短い工期で施工ができます。
既存の屋根の上から施工する為、下地部分の腐食が進んでいない場合によく採用される工法です。
猛威を振るった台風18号の上陸前に工事を終えていて良かったです(^^)
2017/09/14
K様事務所新築工事 上棟しました!!
昨日の帰宅時に、とってもきれいな夕焼け空が広がっていました。
あまり見たことのないようなピンク色の空に、つい見とれてしまいシャッターチャンスを逃してしまったことに深く後悔…
今日も見られるでしょうか…?
さて、今日のブログは、先日行われた事務所新築工事の上棟の様子をお伝えします。
心配していたお天気ですが、前日の豪雨が嘘のように秋晴れの空のもと作業が始まりました。
木材は建物に合わせ、すでにプレカットされ搬入されてきます。
クレーンのオペレーターさんとコンタクトを取りながら、次々と木材を運んでいき、手際よく組み上げていきます。
プレカットシステムによって、棟上げにかかる時間がかなり短縮されるようになりました。
精密に計算されているので、正確にカットされています。
これは、ポーチ柱の足元になる柱受けです。
おしゃれなステンレス製です^^
こういう場合は、大工さんが部品に合わせてささッとノミを使って削っています。
流石!!
この通り、ピッタリはまっています!!
そして、屋根の一番高い位置になる部材の「棟木」が運ばれました。
この棟木を取りつけることで、上棟、あるいは棟上げといいます。
K様事務所、無事上棟です!!
屋根を支える垂木も取り付けられました。
規則的に並んでいるのが美しいですね。
軒などの表面に現れる部分は、化粧仕上された垂木を使っています。
あっという間に天井の杉板も張られていました。
床は土間仕上げなので、一面コンクリートの基礎になっています。
基礎の立上りがないのが、いつもと少し違うところですね。
K様、この度は上棟おめでとうございます!
またお打合せに伺いますので、引き続きよろしくお願いいたしますね。
2017/09/05
店舗屋根改修工事
スーパーでは続々と秋の味覚が並びだしました(^^)
パンパンに実ったぶどうや、この時期限定の無花果、松茸や秋刀魚などなど…まさに食欲の秋到来ですね!!
さて今日は、店舗の屋根の修繕工事のご依頼をいただきました現場よりお伝えします。
先日、修繕工事に備え、足場が組まれました。
正確な施工のため、まずはしっかり現状を調査しておきます。
屋根形状が特殊なので、採寸し現場に合わせて工場で加工をします。
よく見ると経年劣化により傷んでいるところがありました。
ルーフィングがはがれてそこから雨が漏ってきたりして、このまま放置しておくと構造体にまで被害が拡大してしまいます。
屋根の場合、このように細かい部分は足場を設置して点検をしないと発見できません。
悪いところを補修して、新しい屋根材の施工に入ります。