2017年9月 記事一覧
2017/09/14
K様事務所新築工事 上棟しました!!
昨日の帰宅時に、とってもきれいな夕焼け空が広がっていました。
あまり見たことのないようなピンク色の空に、つい見とれてしまいシャッターチャンスを逃してしまったことに深く後悔…
今日も見られるでしょうか…?
さて、今日のブログは、先日行われた事務所新築工事の上棟の様子をお伝えします。
心配していたお天気ですが、前日の豪雨が嘘のように秋晴れの空のもと作業が始まりました。
木材は建物に合わせ、すでにプレカットされ搬入されてきます。
クレーンのオペレーターさんとコンタクトを取りながら、次々と木材を運んでいき、手際よく組み上げていきます。
プレカットシステムによって、棟上げにかかる時間がかなり短縮されるようになりました。
精密に計算されているので、正確にカットされています。
これは、ポーチ柱の足元になる柱受けです。
おしゃれなステンレス製です^^
こういう場合は、大工さんが部品に合わせてささッとノミを使って削っています。
流石!!
この通り、ピッタリはまっています!!
そして、屋根の一番高い位置になる部材の「棟木」が運ばれました。
この棟木を取りつけることで、上棟、あるいは棟上げといいます。
K様事務所、無事上棟です!!
屋根を支える垂木も取り付けられました。
規則的に並んでいるのが美しいですね。
軒などの表面に現れる部分は、化粧仕上された垂木を使っています。
あっという間に天井の杉板も張られていました。
床は土間仕上げなので、一面コンクリートの基礎になっています。
基礎の立上りがないのが、いつもと少し違うところですね。
K様、この度は上棟おめでとうございます!
またお打合せに伺いますので、引き続きよろしくお願いいたしますね。
2017/09/13
『自然にとけこむ藍の家』
今日は、観音寺市にて、新しいWAGAIEが上棟しました!!
上棟の様子はまた後日、ブログでレポートしますね!!
さて、そんな今日のブログは、一足お先に上棟しました『自然にとけこむ藍の家』より工事の様子をお伝えします。
間柱や、軸組みの補強材となる筋交いが入りました。
筋交いとは、壁軸組みの四辺形に対して角線状に取り付けられる補強材で、地震や暴風など横からの力から建物を守ってくれます。
こちらは、窓の支えるための部材で、上部を「まぐさ」、下の部分を「窓台」といい、建具を取り付けるために、とっても大切な部分です。
役目は似ていますが、上と下で呼び名が違うんです^^
建築用語はたくさんあって、柱にもそれぞれの名称がつけられています。
2階のバルコニーも床下地ができています。
徐々に各お部屋の輪郭が出来てきました。
この後は、現場で実際に図面と見比べながらお施主様とスイッチやコンセントの配線など電気関係のお打ち合わせをさせていただきます。
2017/09/12
『風を感じる高台の家』
今朝は、警報が出るほどたくさん雨が降りました。
そして、急カーブしてこちらに向かってきそうな台風18号の動きも心配ですね…。
さて今日は、『風を感じる高台の家』より工事の様子をお伝えします。
変化をつけた切妻の屋根が特徴の外観です。
外部では、屋外の給排水工事が行われています。
屋外給排水工事は、建物の中から外にある排水枡まで、排水管、水道管を敷設する工事です。
内部の方では内装工事が進んでいます。
玄関には、壁面収納(ニッチ)が設けられ、さらにクロスを変えることで変化をつけました。
リビングのテレビボードも完成していました。
玄関同様、ボードの中のクロスは木目調のクロスを使っています。
一見、クロスとは思えない完成度ですよね!!
最近では、このような木目調のクロスも種類が増え、お手軽にアクセントクロスとして使うことができます。
ディズニーファンのご夫婦は2階の共有スペースにクラシカルなミッキーのクロスを採用しました。
そして、2階のトイレドアにもミッキーの明かり窓付のドアを採用しています。
明かりを付けるのが楽しくなりますね(^^)
内装工事に続き、照明器具の工事も進んでいます。
完成まであと少し! 最後まで丁寧に施工させて頂きます!!
2017/09/11
『世代をつなぐ家』
秋晴れの週末から一転、雨模様の月曜日となりました。
少し気温も下がってくるのでしょうか…? 今週も頑張ってまいりましょう!!
さて今日は『世代をつなぐ家』より工事の様子をお伝えします。
サイディング工事も終わり、外装工事は仕上げのところまできています。
内部の方も、ボード張りが終わるところでした。
2階のボードもほぼ貼り終えています。
ボードが貼り終わると、次は壁紙など内装工事に入ります。
こちらは、2階の中央にあるLDKの採光を確保するためのトップライト(天窓)です。
ここからの採光で窓が取りにくいLDKにも明るい光が入るようになっています。
『世代をつなぐ家』は、1階が親世帯、2階が子世帯の二世帯住宅です。
フロアごとで、それぞれの世帯の生活リズムで暮らしながらも、同じ屋根の下で頼れる身内がいることはお互いに安心感につながりますよね。
完成まであと少し!! 今後の進捗もブログで追っかけていきます(^^)
2017/09/08
古民家リノベーション工事
おとなり、愛媛県の道後温泉は「日本書紀」にも登場するわが国最古といわれる温泉で、全国でも有名ですよね。
その道後温泉に、新しく建築中の湯屋がもうすぐ完成するそうです。
ホームページでは、建築中の様子も更新されていて、とても勉強になります(^^)
飛鳥時代の建築様式をコンセプトに、愛媛が誇る伝統工芸品を至る所に取り入れた「飛鳥乃湯泉(あすかのゆ)」、完成したらぜひ足を運んでみたいです。
ご興味のある方は、コチラから見られますヨ!!
さて、日本古来の建築様式といえば、WAGAIEでも現在施工中の古民家リノベーション工事です。
既存の構造体を見直し、悪いところは手直しを加えながら工事を進めています。
こちらは、水廻りの天井となる部分の下地材を施工しているところです。
広縁には簾戸が入っていました。
簾戸とは、文字通り簾(すだれ)が付いた戸のことで、日本では伝統的に使われてきた建具のひとつです。
視線を遮り、風を通す機能を備えた簾戸は、蒸し暑い日本の夏に適した、非常に合理的な建具です。
夏になると障子や襖(ふすま)のかわりに取り替えて、建物も暮らしを夏向きに衣替えしていたんですね!!
夏の暑さと上手に付き合う知恵と、日本人ならではの情緒を感じます(^^)