以前は、玄関を入ってすぐ廊下があってその右側に応接間がありました。
その応接間は窓もなく真っ暗で物置状態。
「それじゃあもったいない!」とリフォームを決断したお施主様。
「孫がよく来るから遊べる場所を作りたかった。」とニコニコ話すお施主様が、私たちと一緒にリフォームした玄関ホールは、お孫さんだけでなく、
近所の子どもたちにとっても素敵な“遊び場”になりました。
百五十年の時を刻んできたこの家の梁は、昔ならではの丸みを持ち何ともいえない暖かみを与えてくれています。
全体の雰囲気を考慮し、梁には、黒く艶が出るような塗装を行っています。
桜の木の反面を使った滑り台や、残った木で作ったブランコやシーソーなど子供にとっては楽しいものがいっぱい詰まった空間になっております。
玄関ホールの雰囲気との全体的な調和を考え、玄関屋根の木や柱は四角い木ではなく、丸太を使うことで古い雰囲気を作り上げています。
丸太を扱える大工の技術が必要になってきますし、時間も手間もかかりましたが、こだわりの玄関に仕上がりました。