中学時代からの同級生という仲良しご夫妻がかなえた夢の家が完成しました!「アメリカンな感じは好きだけど、カントリー過ぎるのはちょっと…」「和室もほしい」「勾配のある屋根がいいけど、2階には子ども部屋が3つほしい」いろんなワガママをつめ込んだ住まいには、ご夫妻らしさがあふれています。
ご夫妻+3人のお子さまが一度にお出かけの準備をすると、玄関はすぐにいっぱいになってしまいます。さらにお友だちやおじいちゃん、おばあちゃんが遊びに来ると靴があふれ…。広々とした玄関ならそんな心配はなし!暮らしにゆとりが生まれます。
- 開放的でありながらも落ち着く空間づくりのポイントは、ぬくもりを感じさせる素材選びとやわらかな曲線を取り入れること。それぞれ個性的でありながら調和しているのは、大工さんの手づくりだから。造作家具はすべて1点もので、長く愛せる宝物になりそうです。
- リビングに入ってまず目を引くのが、このリビングボード。大工さんが設計し組み立てたので、一番下の収納戸も驚くほどスムーズに開閉できます。白×スモーキーブルーの配色で主張し過ぎず、住む人のセンスをさりげなく感じさせてくれます。
- リビングの向こうにある洗面スペースや水まわりはプライベートな空間なので、できれば隠したい。けど、閉め切ってしまうと使いづらい。そこで提案させていただいたのが間仕切り。白×レンガ調のタイルはインテリアのアクセントにもなり、ホワイトボードとしても使えます。
- 奥さまが「ドラマで見て一目ぼれした」という、貝殻のタイルをふんだんに使ったキッチンは、朝の光や夜の照明により、うっとりするような光に包まれます。そのニュアンスカラーは、毎日キッチンに立つ時間や、家族で食卓を囲む時間をほんのりと彩ってくれます。調理スペースは清潔感のある白で統一し、よりタイルが引き立つ空間になりました。
- ←きらきらと七色に輝くシェルタイルは輸入もの。
情報を頼りにスタッフが探して、お取り寄せしました!
- 広くて明るい、小部屋のようなトイレはリビングボードの背面側に位置し、こちらも壁がアールになっています。本を読んだり窓から景色を眺めたり、まるで小さなホテルに泊まっているような錯覚をおぼえます。
2階の一番奥にあるご夫妻の寝室は、勾配天井が空間を広く見せてくれます。仲良くふたつ並んだ窓からは明るい日差しが入り、夜は月や星を眺めることもできます。眠る時間まで楽しくなりそうな寝室も、ドリームハウスのもうひとつの魅力です。
- リズミカルに弧を描いた手すりは、大工さんの造作。ただ階段を上り下りするための空間ではなく、ちょっとした遊び心でまるでオブジェのような手すりになりました。こんな階段なら、鼻歌まじりで上り下りできそうですね。
- 2階にはロフト付の子ども部屋が3つ。奥さまが心配したのがそれぞれの部屋が「暗く閉ざされてしまうこと」。このため廊下側の壁の一部に採光用の窓を設け、子どもたちがロフトに上るとお互いの顔が見えるよう工夫しました。
- 緑の屋根にスモーキーピンクの壁という配色とエッジの効いたデザインで、ありそうでないアメリカンスタイルを実現しました。これからは庭で野菜や花を育てたり、玄関先のテラスでお茶を飲んだりと、これからもっと、家族で一緒に楽しむ時間が増えていきそうです。